大阪大学 大学院工学研究科 主催

シンポジウム「 社会課題とは、統合とは 」


本シンポジウムは、お陰様を持ちまして、2020年1月22日(水)に無事に開催できることができました。ご参加を頂きました方々に感謝申し上げます。

当日の話題提供およびパネルディスカッションの内容は記録集に取りまとめてあります。ご関心の方々におかれましては、ここより(PDFファイル, 6.28MB)、ご参照ください。


以下は開催前の開催案内のための内容になります。

Society 5.0やSDGsなどの動向に象徴される多様で複雑な社会課題のもと、各課題の解決に向けてそれぞれの深層に迫る学術への期待が高まってきています。かたや、学術における社会課題のとらえかたは分野や専門によって様々です。工学では技術が実装されるその先に社会があります。医学では最先端の現場が大学の中にあり、社会科学では社会課題は対象そのものです。とは言え、社会はどこかで一体としてつながっていて、それぞれの課題解決もどこかで統合されるべきであるとすれば、社会での実践や学術からの取り組みにも何がしかの一貫性が求められるはずです。

本シンポジウムでは、社会課題が意味するところやそのもとでの統合の意義や意味について、立場や専門を超えて論じてみたいと思います。大阪大学では“社会と知の統合”として様々な社会課題への取り組みがそれぞれのカウンターパートとともに展開されつつありますが、学内外の皆様と各方面での狙いや切り口を横断的に共有し、社会課題や統合についての俯瞰的な討論を通じて、深淵に横たわる共通課題を探ることができれば、と考えています。

ご関心の方々におかれましては、是非、ご参加をいただきたく、案内申し上げます。



プログラム
( 下記での登壇者等の所属はいずれも大阪大学/敬称略/登壇者は都合により変更となる場合があります )

13:15~13:30
開会の辞 馬場口 登 (工学研究科 研究科長)
趣旨説明 藤田 喜久雄 (工学研究科 教授)
13:30~14:45 第一部:話題提供
「大学院改革ビジョンと“社会と知の統合”」 田中 敏宏 (統括理事・副学長)
「“社会と知の統合”に向けたオールラウンド型教育プログラムの意義と展望」 木多 道宏 (超域イノベーション博士課程プログラム 部門長)
「横断型教育研究をめざすテクノアリーナ構想」 林 高史 (工学研究科附属 オープンイノベーション教育研究センター長)
「医歯薬生命系からみた社会と知の統合を含む教育プログラム」 森井 英一 (医学系研究科 研究科長)
「 社会課題とはなにか ― 人文学・社会科学からの批判的アプローチ」 栗本 英世 (人間科学研究科 教授)
14:45~15:30 第二部:ポスターセッション〔共催・協賛組織等からの取組み発表〕(兼:コーヒーブレイク)
15:30~16:55 第三部:パネルディスカッション
パネリスト:林 高史 (工学研究科 教授)、 森井 英一 (医学系研究科 研究科長)、 栗本 英世 (人間科学研究科 教授)、 藤田 喜久雄 (工学研究科 教授)
司会:山崎 吾郎 (COデザインセンター 准教授)
16:55~17:00
閉会の辞 木多 道宏 (工学研究科 教授)
17:30~19:00 第四部:意見交換会〔会場:カフェテリア「らふぉれ」〕

主催 大阪大学 大学院工学研究科
共催 大阪大学 超域イノベーション博士課程プログラム
大阪大学 大学院工学研究科附属 オープンイノベーション教育研究センター
大阪大学 COデザインセンター
協賛 大阪大学 共創機構 産学共創・渉外本部
大阪大学 国際医工情報センター
大阪大学 卓越大学院プログラム 生命医科学の社会実装を推進する卓越人材の涵養
大阪大学 グローバルイニシアティブ・センター
企画 大阪大学 大学院工学研究科 連携型融合研究組織 統合学術基礎論イニシアティブ

アクセス方法・地図

理学研究科へのアクセスマップはこちら(理学研究科ホームページ)

理学研究科周辺マップ

問合せ先
大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻 藤田研究室 (野間口・岩永)
Mail : symp0122@syd.mech.eng.osaka-u.ac.jp(@は半角に変えて下さい)
Tel : 06-6879-7324